1. 岩本ゆりの意思決定支援
  2. 説明して、傾聴して、それからどうすれば良いの?

説明して、傾聴して、それからどうすれば良いの?

説明して、傾聴して、それからどうすれば良いの?

病気が複雑化した現代では、治療すれば元通りの体に戻る、というわけでは必ずしもありません。

もちろん医師は病気を治すために一番効果のある方法を薦めるのですが、それが万全でない以上、患者本人が納得して治療を選ぶことが重要になってきます。

『医師の言う治療は正しいのだろうか』

『他に良い病院があるのではないか』

『自分の思いが医師に伝わらないまま進めて良いのだろうか』

看護師は、こういった不安や悩みに耳を傾け、なぜそのように思うのか、その課題の所在を明らかにし、その解決方法を様々な角度から提案し、最終的に患者さんが納得のいく意思決定ができるように支援することが出来ます。

2001年より現場で意思決定支援は看護師の仕事であると自覚して取り組んできた経験を元に、意思決定支援のプロセスの作成に関わり、それを実践してきました。

今度は、皆さんに現場で今日から意思決定支援が実践できるようノウハウをお伝えしていきたいと思っています。

患者さんが納得して医療を受けることは、看護師自身のやりがいに繋がります。看護師が現場で使える意思決定支援が広がっていくことを願っています。